地域(阿蘇方面)

明神池名水公園

明神池は白水地区のほぼ中央に位置する湧水地で、広さ752㎡の池のいたるところから清水が噴出している。この明神池は約5070㎡もある湖だったのが、1953年(昭和28年)の大水害ために土壌が堆積し、湿原状態になった。その後1990年(平成2年)に改修し、再び湖が形成され絶景の地となった。

1985年(昭和60)年8月「くまもと名水100選」
2008年(平成20)年6月「平成の名水百選」南阿蘇村湧水群

静寂な雰囲気の湧水地

 

この湧水地には群塚神社という産神を奉った神社があり、ここの水は「誕生水」として「飲むと安産に効果あり」とされている。

 

明神池名水公園には河童電伝説も残っている。仲の良い男と女の河童が住んでいましたがいたずら好きの男の河童は神の怒りに触れ、遠くの池に追放され女の河童は池の中の石の上でひたすら待ち続けていたと。

 

敷地内にある「鬼官兵衛記念館」鬼官兵衛ゆかりの品々を展示している。

鬼官兵衛:佐川官兵衛(会津藩家老)
会津藩家老だった官兵衛は、戊辰戦争の時は”賊”として薩長の兵に追われ、後に西南の役では旧会津藩士を率いる東京警視隊の副指揮長として阿蘇の地に出兵。”官軍”として薩軍と戦い戦死。官兵衛はここの明神池で顔を洗い口を漱いで出陣していったといわれてる。

鬼官兵衛記念館には、愛用した刀や当時の生活用具、官兵衛に関する書籍、その他幅広いジャンルの書籍が多数有り。鬼官兵衛記念館は個人の方が私財を投じてつくられた(入場無料)

 
明神池名水公園
阿蘇郡南阿蘇村吉田
電話:0967-67-2222 (みなみあそ村観光協会)
終日無料開放
 

カーナビ入力情報:256 249 442*50 (マップコードとは)


 
駐車場:有り(無料)


 
最終更新日:2022年8月9日