鞠智城は7世紀後半(約1300年前)、中国大陸や朝鮮半島からの攻撃に備え、大和朝廷が西日本の守りを固めるため各地に築いた山城のひとつで周囲の長さ3.5km、面積55haの規模をもち当時九州を統治していた大宰府などへ武器や食糧を送る基地だったと考えられ現在は歴史公園として整備されている。
写真(右)は鞠智城で一番目立つ八角形鼓楼 高さは15.8メートル
写真(左)は高床式の米倉
兵舎復元建物は、防人と呼ばれた兵士が寝起きしていた「かまぼこ型の兵舎」
モニュメント(鞠智城温故創生之碑)は中央に防人が一番高い場所に設置されその周囲には妻子をはじめ築城を指導したといわれる憶礼福留(おくらいふくりゅう)=百済(くだら)の貴族の姿があり当時の日本(倭国)と百済が同盟国であった事をうかがわせる。
駐車場より深迫門跡方面。夏場は草が荒々しく左右地面を覆い通行不能な場合もある。
深迫門跡
堀切門跡
池ノ尾門跡
駐車場から灰塚展望所方面
灰塚展望所
温故創生館では鞠智城が築かれた当時の時代のことや役割を学ぶことができるガイダンス施設
鞠智城跡
山鹿市菊鹿町米原443-1 米原(読み):よなばる
電話:0968-48-3178(歴史公園鞠智城 温故創生館)
開館:9:30~17:15
休館:月曜日、祝祭日の場合は翌日、年末年始
料金:無料
カーナビ入力情報:175 289 747*80 (マップコードとは)
駐車場:有り(無料)
◆鞠智城・温故創生館 公式HPはこちら より
最終更新日:2023年1月29日