明治29年、軍事産業路線として熊本~延岡間の鉄道施設の話が持ち上がり、それから昭和37年に建設を決定。昭和48年にトンネル工事が始まったがトンネルから2kmの坑内で毎分36トンの大量出水と同時に町にある湧水8ヶ所が枯れ水道が遮断してしまう事態になった為に工事は一時中断。その後、鉄道計画自体が廃止になり、日本国有鉄道再建法案成立により、高森トンネルとその周辺を親水公園として開放する為の事業が進められ、平成6年、掘削全長2055メートルのうち、550メートルが一般公開された。
一年を通して気温17℃、水温13℃。トンネルの中央には水路が設けられており毎年7月は七夕まつり、12月はクリスマスファンタジーのイベントが開催。
夏場はひんやり、冬場は心地よい坑内。トンネル内ゆっくり歩いて往復30分程度。
トンネル終点近くの「ウォーターパール」
ウォーターパールとは、流れ落ちる水に、特殊ストロポライトを水に照射し、 その残像現象を利用し、球体に見えるようにシステム化したもの。水玉が特殊ストロボの効果で逆流に見えたり止まったり見え、訪れる観光客を楽しませてくれる。
ウォーターパールのすぐ隣には水神様が祀られている
奥は第1、2駐車場方面、右階段は第3駐車場方面
高森湧水トンネル公園
阿蘇郡高森町高森1034-2
電話:0967-62-3331(資料館・湧水館)
料金:中学生以上300円、小学生100円、小学生未満無料
営業:4月~10月/AM9:00~PM6:00 11月~3月/AM9:00~PM5:00
休み:毎週月曜日
カーナビ入力情報:256 224 178*11 (マップコードとは)
駐車場:有り(無料)階段はあるが第3駐車場が最寄り