今から約400年前に加藤清正が築いたと伝えられてる鼻ぐり井手は阿蘇方面から流れてくる火山灰や土砂が水路底に堆積することなく水を通す仕掛けになって出来た特殊な井手。
井手とは人工的に造られた用水路の事(夏季時は草で覆われ全貌が見えない場合もある)岩山を部分的にくり抜き、上部分を橋状に残して造られた特異な構造物。馬場楠井手の390m区間に存在し、当初は80箇所ほどあったが現在は24箇所を残すのみ。
鼻ぐりとは穴の形が牛の鼻輪を通す穴に似ているところから由来とされている。
公園には原寸大模型が展示(模型高さ:4.5m)
馬場楠井手などで構成された「白川流域かんがい用水群」として2018年8月世界かんがい遺産に登録。熊本県内では3件目となる。
馬場楠井手(鼻ぐり井手公園)
菊池郡菊陽町大字曲手498番地3
電話:096-292-3200(菊陽町南部町民センター)
見学:24時間無料開放
カーナビ入力情報:296 556 93*7 (マップコードとは)