地域(熊本市)

船場橋

熊本の肥後手まり唄の舞台のひとつになっている船場橋は、新町と船場町を結んで坪井川に架かる橋で、大正時代の頃までは木製の橋だったが、1929年(昭和4)に市電段山線が敷設される時に鉄筋コンクリート橋になった。

 

肥後手まり唄

あんたがた どこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ
船場山には 狸がおってさ
それを猟師が 鉄砲で打ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいとかーぶーせー

続き

あんたがた どこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ

船場川には えびさがおってさ

それを漁師が 網さで捕ってさ

煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいとかーぶーせー

 

※「さ」が多用された歌詞は関東の方言で、埼玉県川越の唄という説もある。

 

船場橋のたもと 手まりをつく少女のプレート

 

エビとタヌキの橋柱燈

 

船場橋付近には狸にまつわるものが目に付く。

 

熊本中央郵便局前ポスト。時期に応じて様々な衣装を身にまとう。

 

ふれあい親子狸

 

船場橋すぐ近くにある熊本市電「洗馬橋」電停

船場と洗場(同じ読み):文字の違いはあるが、元々船場町には船着き場があったため、それにちなんだ読み。一方、洗場は、俳句などを詠む際に戦場・洗馬などの言葉と掛けていたのがはじまりだといわれている。

 

船場橋へのアクセス

船場橋へ行く案内看板は無し。熊本市電「洗馬橋」電停、または熊本中央郵便局へ。

駐車場:船場橋付近にコインパーキングまたは熊本中央郵便局前。

熊本中央郵便局駐車場料金

 
最終更新日:2022年1月24日