球磨川の河口にある小さな島は日本書紀に登場する景行天皇ゆかりの地で、万葉集でも長田王によりこの地が歌枕として詠われ、天皇がこの島で食事をしたが、水がなく神に祈ると清水が湧き出し、それ以降この島を水島と呼ぶようになった。
「不知火」とともに、八代海(不知火海)における天皇巡幸故事にまつわる景勝地として2009年(平成21)国名勝に指定。
堤防から見た龍神社と水島(干潮時のみ水島に渡れる)
1843年(天保14)、干拓地に取り込まれる予定だったが、肥後藩士で国学者の和田厳足が保存を訴え、堤防を曲げて水島が残った歴史がある。
水島(龍神社)
八代市水島町
電話:0965-33-4533(八代市文化振興課)
終日無料開放
カーナビ入力情報:128 188 200*34 (マップコードとは)
駐車場:路肩駐車(無料)