地域(宇土、益城方面)

三角西港

三角西港は、「九州・山口の近代化産業遺産群」のひとつとして世界遺産の暫定リストに記載されていたが2015年7月5日 明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産の登録が決定した。

世界遺産 三角西港 (11)

 

明治時代、三池炭鉱の石炭需要の増加に伴い、長崎県の口之津港とともに上海へ石炭を輸出する役目を果たし、オランダ人技師ローエンホルスト・ムルドルの設計のもと造られ1887年(明治20)に開港。最大の特徴は、都市計画に基づいて設計された港湾都市であるということだ

世界遺産 三角西港 (3)

龍驤館(りゅうじょうかん)は有料施設

世界遺産 三角西港 (4)

 

明治中期に造られた港のうち、当時の状態で現存しているのは国内では三角西港のみで、市街地を取り囲む水路や3本の排水路は今も当時の姿を残している

世界遺産 三角西港 (13)

 

土蔵造りの建物は、旧三角海運倉庫(三角築港記念館、オランダ館)世界遺産 三角西港 (5)

築港当時のたたずまいを残しているが、平成11年にテラスを新設して、新鮮な魚介類をふんだんに使った料理が楽しめる洋風レストランとして改装

 

総延長756mにも及ぶ石積みの埠頭や排水路、石橋、海運倉庫など総合的な都市計画の遺産が当時の雰囲気をそのまま伝えている

世界遺産 三角西港 (6)
 
三角西港
宇城市三角町三角
TEL:0964-32-1111(宇城市 経済部 商工観光課)
入場: 龍驤館のみ有料 その他無料
 

カーナビ入力情報:677 130 151*44 (マップコードとは)

駐車場:有り(無料)

世界遺産 三角西港 (駐車場)
 
最終更新日:2020年5月28日